日本経済団体連合会(経団連)は、ベトナムのテクノロジー大手CMC技術グループ[CMG](CMC Corp)のグエン・チュン・チン会長を審議員に任命したと発表した。任期は2026年6月から2028年5月末までとなる。
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ベトナムと日本の協力促進に期待
審議員会は経団連のハイレベルな諮問機関であり、会員企業の代表者が長期的発展の方向性など重要な課題について議論する場となっている。ベトナムの実業家が経団連の審議員に任命されるのは、注目すべき戦略的シグナルとみられている。
経団連の代表者は、ベトナムと日本の企業間の協力促進、特にテクノロジー、デジタルトランスフォーメーション(DX)、人工知能(AI)の分野におけるチン会長の貢献を高く評価し、今後はベトナムや東南アジア諸国連合(ASEAN)の視点からの貢献と、新たな協力イニシアチブの推進に期待を示した。
日本市場での展開とAI分野の強化
チン会長は、「経団連と日本の経済界の信頼に感謝する。審議員として、AIやデータ、デジタルインフラ、サイバーセキュリティ、高品質な人材育成の分野で、両国間の経済、技術、イノベーション協力をさらに強化したい」と語った。
CMGにとって日本は重要な国際市場であり、20年以上にわたって事業を展開している。同グループは2024年に東京で3か所目のオフィスを開設し、「AIトランスフォーメーション」戦略を発表するとともに、経団連への加盟を果たしていた。
ベトナムIT業界を牽引するチン会長
チン会長は1993年設立のCMGを、従業員数6000人以上、約30の国際市場で事業を展開するベトナム有数のテクノロジー企業へと成長させた。同氏はこれまでにベトナム民間企業協会(VAPEC)の常任副会長、ベトナムソフトウェア協会(VINASA)の副会長を歴任したほか、現在は国家サイバーセキュリティ協会(NCA)とベトナム国家データ協会(NDA)の副会長も務めている。



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