二輪・四輪のクラッチおよびEV/CASE領域の製品の製造・販売などを手掛ける株式会社エフ・シー・シー(静岡県浜松市)は、ベトナムにおける事業推進体制の強化を目的として、ホーチミン市に駐在事務所「ホーチミンオフィス」を開設し、6月より事業活動を開始した。電動バイクの生産・販売を手掛ける地場スタートアップのダットバイク(Dat Bike、シンガポール)との協業を推進し、電動二輪領域での事業展開を強化する。
![]() (C) エフ・シー・シー |
今回開設したホーチミンオフィスは、戦略的パートナーであるダットバイクとの連携をさらに強化し、現地での迅速な意思決定と密接なコミュニケーションを実現するための拠点となる。製品開発や品質、生産、販売戦略、マーケティングなどの幅広い領域において、現地に根ざした事業推進を担っていく。
エフ・シー・シーは、ダットバイクの新型電動二輪モデル向けに、独自の電動パワーユニットであるe-Axle(重希土類フリー磁石を用いたパワーユニット)や車体構成部品を新たに受注し、6月から量産を開始している。ホーチミンオフィスでは、こうした製品・技術面での連携に加え、部品拡販や新たなサービス事業の検討も進めていく。
エフ・シー・シーとダットバイクは、2025年5月に資本参画を軸とした資本業務提携に向けた基本合意書を締結していた。両社はベトナムから東南アジア諸国連合(ASEAN)市場への事業展開を加速し、地域のニーズや社会課題の解決への対応を通じて、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献することを目指している。




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