株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG、東京都千代田区)の連結子会社である株式会社三菱UFJ銀行(東京都千代田区)と、株式会社ジェーシービー(JCB、東京都港区)は、東南アジア諸国連合(ASEAN)における戦略的包括協業に関する覚書(MOU)を締結した。両社が持つ顧客基盤や金融・決済ネットワークを最大限に活用し、ASEANにおけるビジネス拡大と新たな付加価値の創出を推進する。
![]() (C) 三菱UFJ銀行・JCB |
ASEANの富裕層向け金融サービスの強化
ASEANでは経済成長により富裕層が拡大しているほか、キャッシュレス決済の普及が進んでいる。こうした中、MUFGのパートナーバンクと連携し、ASEANの個人富裕層向けに日本での特別な体験や特典を提供するカード商品を展開する。今年度の第1弾として、インドネシアでJCBの海外最上位券種となる新カードの発行を計画している。
ASEAN決済領域における連携拡大
MUFGの出資先であるデジタル金融事業者などのサービスと、JCBの決済機能を連携させ、クロスボーダー決済やモバイル機能の拡張を検討する。これにより、ASEANのデジタル決済サービスの高度化にも取り組んでいく。
なお、ベトナムにおけるパートナーバンクは、三菱UFJ銀行が出資する元国営4大銀行のヴィエティンバンク[CTG](Vietinbank)となっている。
日本発の金融・決済連携を拡大
両社は今回の協業を起点に、日本企業と幅広く連携し、日本のブランドやサービスの価値を高めていく方針だ。単なる金融・決済サービスにとどまらず、日本企業との協働による新たなビジネス機会の創出を図り、ASEANと日本を結ぶ新たな経済圏を形成することで、観光立国の推進にも貢献することを目指す。



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