ラム書記長、米国など5か国の新任大使から信任状受領

2026/07/08 04:47 JST配信

 トー・ラム書記長 兼 国家主席は6日、国家主席府で米国、ポルトガル、イラン、モンゴル、ミャンマーの新任特命全権大使から信任状を受け取った。このうち、駐ベトナム米国大使に就任したジェニファー・ウィックス氏は、ベトナムで初の女性米国大使ということで話題となった。

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米国との包括的・戦略的パートナーシップの強化

 米国のウィックス大使との会見において、ラム書記長はドナルド・トランプ大統領へ向けた建国250周年の祝辞を伝達した。両国間の包括的・戦略的パートナーシップを発展させるため、公平で均衡な互恵貿易協定の交渉完了を急ぐとともに、半導体や人工知能(AI)での協力拡大を提案した。

 ウィックス大使からは、ベトナムが独立して自立的に発展していくことへの強い支持が表明された。加えて、ダイオキシン除染や不発弾処理、行方不明となった兵士の捜索といった戦争被害の克服に関する事業について、引き続き米国として支援していく姿勢が強調された。

ポルトガル・イラン両国との関係深化

 書記長は、初のベトナム常駐となるポルトガル大使に対し、二国間貿易額を10億USD(約1620億円)へ引き上げる目標を提示した。また、ベトナムEU投資保護協定(EVIPA)の早期批准に向け、未批准のEU加盟国への働きかけを要請したほか、ベトナム産水産物に対する欧州委員会(EC)の違法・無報告・無規制漁業(IUU漁業)イエローカードの解除に向けた支援を求めた。

 また、イランの大使とは、米国とイラン間で結ばれた平和覚書を歓迎し、政治的信頼の強化、経済、科学技術、文化、教育訓練、観光を優先事項として協力を深めることで一致した。

アジア各国との協力推進

 モンゴルの大使との会見では、包括的パートナーシップの実質的な推進を呼びかけ、経済や貿易分野での協力を確認した。ミャンマーの大使に対しては、東南アジア諸国連合(ASEAN)の枠組みを通じた平和と安定への支持を表明し、メコン地域での連携を深めることで合意した。

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