メコンデルタ地方ビンロン省タムビン郡ミータインチュン村の中学校で15日、生徒15人が次々と失神し地元の総合病院に救急搬送された。同校の生徒たちの話によると、失神の原因は「人が乗った大蛇が襲ってくる」といううわさを聞いたためだという。
失神した生徒たちはいずれも失神の前に、頭痛・めまい・呼吸困難・手足のしびれなどの症状を訴えていた。同校によると、当日の朝校門前で警備員が小さい毒蛇を捕まえたことは事実で、それが「大蛇が襲う」といううわさにつながったのではないかという。
なお同校では4月11日にも、校舎が崩落するといううわさを聞いた生徒13人が失神し病院に救急搬送されている。