日本の法務省出入国在留管理庁が発表した2025年6月末時点における在留外国人数に関する統計によると、同時点の日本における在留ベトナム人数は66万0483人で、2024年末時点と比べて+4.1％増加し、過去最高を更新した。

イメージ写真

　在留ベトナム人の構成比は全体の16.7％で、国籍・地域別で中国の90万0738人(構成比22.8％)に次いで2位となった。在留ベトナム人数は、2012年末の5万2367人から約12.6倍に増加している。

　在留ベトナム人66万0483人のうち中長期在留者が66万0477人、特別永住者が6人となっている。中長期在留者の在留資格は以下の通り。

◇技能実習：19万8417人

◇特定技能：14万8486人

◇技術・人文知識・国際業務：11万7094人

◇家族滞在：7万0536人

◇留学：4万6058人

◇永住者：3万0097人

◇特定活動：1万8794人

◇定住者：7466人

◇日本人の配偶者等：7380人

◇その他：1万6149人

　在留外国人の総数は395万6619人で、2024年末時点と比べて+5.0％増加し、過去最高を更新した。このうち中長期在留者数が368万6327人、特別永住者数が27万0292人となっている。在留カードおよび特別永住者証明書上に表記された国籍・地域の数は196(無国籍を除く)。