ボトル飲料ハエ混入事件、メーカー脅迫の被告に禁固7年の判決

2015/12/23 05:53 JST配信

 メコンデルタ地方ティエンザン省人民裁判所は18日、未開栓のボトルに入った清涼飲料水にハエが混入していると因縁をつけて飲料水メーカーに口止め料を要求したとして、資産強奪罪に問われていたボー・バン・ミン被告(男・35歳、同省カイベー郡アンクー村在住)に禁固7年の判決を言い渡した。

(C) dantri
(C) dantri

 起訴状によると、地元で食堂を経営していた同被告は1月3日、同食堂で提供していた地場大手飲料メーカーのタンヒエップファット社(Tan Hiep Phat)のエナジードリンク「ナンバーワン(Number One)」のボトルを開栓しようとしたところ、ハエが混入しているのを発見。同社に対し口止め料として10億VND(約540万円)を要求し、支払いに応じなければ異物混入を公開すると脅迫した。

 同社は口止め料の減額を求めて同容疑者と交渉する一方で、秘密裏に警察へ届け出た。同被告は1月27日、カイベー郡の喫茶店で同社の代表者から口止め料5億VND(約270万円)を受け取っているところを警察に現行犯逮捕された。

 裁判所は、タンヒエップファット社の顧客への対応にも不備があったとする一方で、同被告の行為は社会に悪影響を与えると共に、資産強奪罪に当たるとして、禁固7年の判決を下した。

 事件発生から現在までに、消費者及び流通業者から同社の製造した各種清涼飲料水にハエが混入しているとの告発が相次いでいる。同社製品をボイコットする運動も行われており、多くの食堂やレストランなどでは同社製品の提供を停止している。

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