- 6日夜にベトナム南中部に上陸
- 広い範囲で大雨、船舶9隻が沈没
- 家屋52軒が倒壊、2593軒の屋根が飛ぶ
ベトナム国家民間防衛指導委員会は7日朝、6日夜に南中部に上陸した台風13号(アジア名:カルマエギ、日本では台風25号)の被害状況について報告した。
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農業環境省傘下の堤防管理・自然災害防止局によると、カルマエギは7日早朝に熱帯低気圧に変わり、ラオス方面へと抜けた。6日午前から7日早朝にかけて、北中部地方フエ市から南中部地方ダクラク省にかけての広い範囲で大雨が降り、局地的に350mm以上の雨量を記録した。
ファム・ミン・チン首相による緊急指示もあり、地方自治体が積極的に住民の避難や安全対策を講じたため、今回の台風被害は最小限に抑えることができた。しかし、人的被害をゼロにすることはできず、これまでに南中部地方のダクラク省で3人、ザライ省で2人の死者が確認され、6人が負傷している。
7日午前の時点で、52軒の家屋が倒壊し、2593軒の屋根が吹き飛ばされた。このうちザライ省が2412軒となっている。このほか、南中部地方では船舶9隻が沈没(ダクラク省:4隻、ザライ省:4隻、クアンガイ省:1隻)し、ザライ省では大規模な停電も発生した。




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