生んだばかりの子供の指を食いちぎる母親、少数民族の悪習慣?

2016/01/28 05:24 JST配信

 生んだばかりの自分の子供の指を食いちぎった母親がいる。東南部地方ドンナイ省小児病院が26日に明らかにした。

(C) tuoitre
(C) tuoitre

 同病院によると、生後2日のL.T.G.ちゃんは25日午前10時ごろ、家族によって同病院へ運び込まれた。医師が調べると、Gちゃんの左手の小指の第3関節から上が食いちぎられており、別の病院から引き継いだ書類には母親が食いちぎったと記されていた。

 医師によると、Gちゃんの母親はキン(Kinh)族、父親は少数民族のタイ(Thai)族で、Gちゃんは長子だった。同病院は4年前にも母親に指を食いちぎられた赤ちゃんを受け入れており、この時も父親が少数民族だった。

 4年前のケースでは、父親の一族に子供の時に原因不明の突然死をした人が多く、「母親が赤ちゃんの左手の人差し指をかみ切れば丈夫に育つ」と信じられていた。そこで母親は、迷いながらも子供のためにと悪習慣に従って指を食いちぎったという。

 今回、母親が自分の子供の指を食いちぎった本当の理由は不明だが、医師は「こうしたケースでは、早急に治療を行わなければ感染症にかかり非常に危険だ。更に、赤ちゃんが大人になってから、コンプレックスやストレスの原因にもなりかねない」と警告している。

[A.L, Tuoi Tre, 26/01/2016 18:19 GMT+7, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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