有名整形外科医の妻に禁錮1年6か月、人雇い夫に「戒め」

2019/06/28 04:15 JST配信

 2018年3月28日夜にホーチミン市1区グエンフエ(Nguyen Hue)通りの路上で有名整形外科医が何者かに刃物で刺され負傷した事件で、同市人民裁判所は26日、傷害罪に問われていた被害者の妻のブー・トゥイ・ホン・ゴック被告(女・41歳、米国籍とベトナム国籍の二重国籍)に禁錮1年6か月の判決を言い渡した。

(C) vnexpress, ゴック被告
(C) vnexpress, ゴック被告

 また、同じ罪に問われていた警備会社社長のファン・グエン・ズイ・タイン被告は禁固1年3か月、同被告の手下5人はいずれも禁固1年4か月の判決を言い渡された。

 ゴック被告と被害者のチエム・クオック・タイさんは、長期間にわたり同居し、2011年にようやく入籍した。しかし、2014年ごろの夫婦はけんかが絶えず、同年にタイさんが家出して別居するようになった。

 数か月後、ゴック被告は財産分割を求めて裁判所に離婚調停を申し立てた。財産をめぐってタイさんに腹を立てた同被告は、憎しみを晴らすため、タイン被告に5億VND(約230万円)を支払い、殴って『戒め』をするよう依頼した。

 この依頼を受けて、タイン被告は手下に「戒め」を指示。事件当日、タイさんはレストランを出て自動車に乗り込もうとしたところで被告らに刃物で背中を刺された。タイさんは軽傷だったが、労働能力の5%を失った。

 ゴック被告に対する判決について裁判所は、◇罪状を素直に認めたこと、◇タイン被告が危険な武器を使用するとは知らなかったこと、◇幼い子供がいること、◇父親の身体に麻痺があることなどを踏まえ、情状酌量の余地があるとした。

 他の被告については、◇罪状を素直に認めたこと、◇前科がないこと、◇5億VNDのうち4億VND(約185万円)を払い戻したことなどを考慮し、検察側の求刑よりも軽い刑を下した。

 なお、被害者のタイさんは有名整形外科医として知られており、女優やモデルなど多くの芸能人の女性と恋愛関係があるとされている。

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