タイ沖をゴムボートで漂流中の越人男性を救出、コロナ禍で生き別れたインド人妻に会うため決死の船旅

2022/03/25 03:45 JST配信

 バンコック・ポスト(Bangkok Post)によると、タイ沖をゴムボートで漂流していたベトナム人男性が海軍によって救出された。男性によると、インド・ムンバイ市に住む妻に会うため、同国に向かう途中だったという。

(C)tuoitre
(C)tuoitre

 タイ海軍は3月23日の午前11時50分ごろ、同国漁船の乗組員から、海上を漂流する男性を発見したとの通報を受けた。

 漁船はタイ南部シミラン島から約14km、アンダマン海に面するパンガー県の海岸から80kmの地点で漂流する男性の姿を発見。男性が乗っていたゴムボート(全長2.5m)には、ほぼ空っぽになった水タンク1本、インスタントラーメン約10個、スーツケース1個しかなかった。

 漁民らはゴムボートが流されないように漁船の船体に結び付けた後、海軍に通報。通報を受けて現場に急行した海軍が男性を保護した。

 救出されたのはホー・ホアン・フンさん(37歳)。男性が語ったところによると、2年前にムンバイ市に住むインド人女性と結婚したが、新型コロナの影響で離れ離れとなってしまった。

 妻に会うことを決意した男性は3月2日、飛行機でホーチミン市からバンコク市に渡り、そのままインドに乗り継ぐ予定だったが、査証(ビザ)を取得できなかったため、バスでタイ南部プーケット県まで移動。ここでゴムボートを購入し、今月5日、愛しの妻と再会すべく、2000kmの航行を開始した。

 男性は海軍に救出されるまでの間、海上で18日を過ごしていた。救出後、男性の身柄はパンガー県ムコシミラン国立公園の事務所に移され、ここで更なる支援を受けている。

 

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 多くの海外メディアは、オーストラリア沖で貨物船から転落したベトナム人船員が、19時間漂流した後に救...
 タイ沖をゴムボートで18日間漂流し、タイ海軍によって救出されたベトナム人男性ホー・ホアン・フンさん...

新着ニュース一覧

 グエン・ホアン・ロン商工次官は、日本で開催された「インド太平洋エネルギー安全保障閣僚・ビジネスフ...
 トー・ラム書記長は16日、ハノイ市の党中央官房で、第1回「3+3」戦略対話のためにベトナムを訪問した中...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 2025年のベトナム映画市場は、チケット販売数が7000万枚を超え、興行収入が過去最高となる約5兆6000億V...
 まばらな呼び込みの声が響いては消えていき、ホアフン市場は再び果てしない静寂に包まれる。しかしその...
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)傘下のサン・フ...
 韓国の電線大手である大韓電線(Taihan Cable & Solution)は、ベトナム法人の大韓ビナ(Taihan Cable Vin...
 シンガポール系ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)は先般発表した最新の報告書で、2026年における...
 英ブランドコンサルティング会社のブランド・ファイナンス社(Brand Finance)が発表した「世界で最も価...
 地場市場コンサルタント会社デシジョンラボ(Decision Lab)が発表した2025年10~12月の音楽ストリーミン...
 韓国の大手ヘアサロン「ジュノヘアー(JUNO HAIR)」を運営するジュノビューティ(JUNO BEAUTY)は14日、ホ...
 ホーチミン市で3月15日、既存の公共自転車シェアリングサービスに加えて、公共電動自転車サービスが新...
 日本政府は13日、令和7年度(2025年度)日本NGO連携無償資金協力「ドンタップ省における有機農業の発展と...
 米コーヒーチェーン大手スターバックス(Starbucks)の現地法人スターバックス・ベトナム(Starbucks Viet...
 ホーチミン市タンミー街区(旧7区)のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen...
トップページに戻る