ダラット:観光バスにマムトム投げ入れ、買い物しなかった腹いせか

2023/08/25 13:16 JST配信

 22日昼頃、南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市を出発し、南中部高原地方ラムドン省ダラット市を観光していた長距離バスの運転席にマムトム(エビの発酵塩辛)が投げ込まれる事件が発生した。

(C)thanhnien
(C)thanhnien

 バス運転手で匿名希望のB氏は、ハノイ市からの団体客を迎えに行く仕事を任された。ツアー内容は、ニャチャンで2泊、ダラットで1泊する3泊4日の長距離バスツアー。事件はニャチャンでの2泊を終えて、ダラットを観光中に発生した。

 22日午前11時30分頃、バスはバンタイン花村(lang hoa Van Thanh)からグエントゥルック(Nguyen Tu Luc)通りにある土産物屋に向かい、そこで客を降ろした後、さらに昼食のため、ホートゥンマウ(Ho Tung Mau)通りの食堂に向かった。

 客が食堂に向かった後、B氏はバスをスアンフオン湖(ho Xuan Huong)近くの駐車場に移動させて、自分も昼食に出かけた。昼食を終えたB氏は午後12時30分頃、客を待つためバスに戻り、異常がないか確認したところ、運転席から異臭がして、マムトムでフロントガラスやハンドル、ダッシュボードが汚れているのを発見した。

 悪質ないたずらに泣きそうな気分になったが、客をリエンクオン国際空港に運ばなければならなかったため、B氏はタオルでマムトムを拭き取り、そのまま客を乗せて空港に向かった。客を空港で降ろして、ニャチャンに戻った後、何度も車内を掃除したが、マムトムが細かい溝にも入り込んでいたため、なかなか臭いが取れないという。

 B氏によると、犯人はジャム工場の人間である可能性が高いとしている。というのも、この日の朝、ジャム工場の関係者から、客を連れてこずに他の土産物屋に向かったことを非難する電話がかかってきたからだ。

 B氏は「どこで土産を買うのかは、添乗員や客の判断に委ねられており、自分に決定権はない。そのことは十分に説明したはず。今回は無理でも、また次回がある。それなのに、バスはこんな有様になってしまった」と嘆いた。B氏は、さらなるトラブルや報復を恐れて、すぐに被害を届け出ず、自分で車内を清掃するため、ニャチャンに戻った。

 なお、報道を通じて事件を知ったダラット市人民委員会は、事実関係の確認を急ぐよう関連当局に指示し、違反者がいた場合、月末までに厳格に処分する方針を示した。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市3区にある人気のフォー専門店「フォーホアパスター(Pho Hoa Pasteur)」(260C Pasteur, phu...
 ホーチミン市3区にある人気のフォー専門店「フォーホアパスター(Pho Hoa Pasteur)」(260C Pasteur, phu...

新着ニュース一覧

 ロシアを公式訪問中のファム・ミン・チン首相は23日、首都モスクワの首相府でロシアのミハイル・ミシュ...
 中東での紛争を背景とした航空燃料価格の高騰と供給不安を受け、ベトナムの航空各社は路線の運休など対...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ハノイ市の都市鉄道(メトロ)を運営するハノイ・メトロ(Hanoi Metro)と米クレジットカード大手ビザ(Visa...
 ハノイ市郊外のダイスエン村(旧フースエン郡)ダーチャット村落の人々は、ベトナム語の標準語とは別に、...
 外務省の24日の発表によると、北朝鮮の第15期最高人民会議第1回会議において、金正恩(キム・ジョンウン...
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)は23日、米国の...
 株式会社ヤクルト本社(東京都港区)の海外子会社であるベトナムヤクルト(ホーチミン市)は、4月1日に新商...
 ホーチミン市タンミー街区(旧7区)のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen...
 シンガポール系グラブ(Grab)が発表した2025年年次報告書によると、同年の連結売上高は前年比+20.0%増...
 エネルギーシンクタンクのエンバー(Ember)が発表した最新の報告書によると、2025年におけるベトナムの...
 中東情勢の緊迫化に伴う液化石油ガス(LPG)の供給懸念が高まる中、国内で唯一、一貫した生産体制を築い...
 ベトナムのIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)傘下の
 ベトナム国内の石油元売り各社は、エネルギー安全保障の強化と化石燃料の輸入依存からの脱却を目指し、...
 ベトナム政府は19日、決議第36号/NQ-CPの一部を改正・補足する決議第55号/NQ-CPを公布した。同決議は同...
トップページに戻る