- 凧糸が強風に引っ張られて手首切断
- 台風や熱帯低気圧で大気状態が不安定
- 現場から200m離れた場所で手首発見
ホーチミン市で凧揚げを楽しんでいた男性が凧糸で手首を切断する事故が発生した。同市では8月末、台風や熱帯低気圧の影響で大気の状態が不安定な日が続き、特に夕方以降は天気が崩れる日が多かった。
![]() (C)Bao Xay Dung |
この事故は28日午後6時30分ごろ、同市タンビンロック村の空き地で発生した。N・V・Kさん(男性・36歳)が凧糸を手首に巻き付けて凧揚げをしていたところ、突風で凧があおられ、凧糸が食い込んで手首から先が切断された。
現場近くにいた住民が応急処置を施した後、Kさんを診療所に搬送した。その後、切断された手首が現場から約200m離れた場所で発見され、地元住民が警察に通報した。
Kさんの容体は安定しているが、切断された手首の再接合は難しいと見られている。