南中部カインホア省環境警察は8日、同省ニンホア郡の空き地に約100トンの産業廃棄物を投棄しようとしていたヒュンダイ・ビナシン造船社(HVS)の大型トラック4台の運転手を現行犯逮捕した。
警察は4台のトラックを押収し取り調べを行ったが、同社がこの廃棄物はどろと通常の鉄くずであると説明したため、警察は同省資源環境局にサンプルの成分分析を依頼した。その結果、廃棄物の中に有害物質が含まれていることが判明、資源環境局はHVSに対し、工場から外へ運び出したすべての廃棄物を回収し、規定に従い工場内で管理するよう命じた。
警察は11日、押収したトラックを工場に戻らせ積んでいた廃棄物を同社工場の敷地内に捨てさせた。工場の責任者は、廃棄物を工場外に運び出したことが法律違反であることを認めている。