ホーチミン市:環境汚染企業まだ150社以上

2009/06/03 08:20 JST配信

 ホーチミン市輸出加工区・工業団地管理委員会(HEPZA)によると、同市の13カ所の輸出加工区・工業団地に入居している企業971社のうち、5月末時点で排水処理施設を整備していない企業が72社、排気処理施設を整備していない企業が82社も残っている。

 また、処理施設のある企業でも▽検査当局が検査するときだけ稼動させる▽施設はあるが処理能力が低い▽施設はあるが稼動させていない-などの状態が少なくないという。HEPZA環境管理室のファム・タイン・チュック副室長はその理由について、企業が排水や排気の処理費用がかさむことを嫌っていることを挙げている。

 市内で特に環境汚染が目立っているのは▽レミンスアン工業団地▽タンタオ工業団地▽タンフーチュン工業団地▽ヒエップフオック工業団地-の各工業団地だという。

[Saigon times online, 1/6/2009, 22:25 (GMT+7)]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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