ホーチミン市学生支援センターは25日朝、同市で学んでいる地方出身の大学生が旧正月(テト)を故郷で迎えられるよう、各地方行きの約60台の無料バスを運行した。25日付トゥオイチェー紙電子版が報じた。
対象者は約2700人で、昨年洪水の被害に遭った中部各省の郡部出身の学生1800人と、経済的に困難な学生、体に障害を持つ学生、少数民族の学生など900人。学生らにはバスの無料チケットのほか、テトのお土産も支給された。
この事業の経費は7億5000万ドン(約300万円)。このうちベトナム祖国戦線委員会が5億ドン(約200万円)、トゥオイチェー新聞社が1億ドン(約40万円)を補助した。学生支援センターは2003年からこの事業を行い、これまでに合計約2万3000人の学生を支援している。