洪水被害の地方出身学生ら、無料バスでテト帰省

2011/01/27 11:14 JST配信

 ホーチミン市学生支援センターは25日朝、同市で学んでいる地方出身の大学生が旧正月(テト)を故郷で迎えられるよう、各地方行きの約60台の無料バスを運行した。25日付トゥオイチェー紙電子版が報じた。

 対象者は約2700人で、昨年洪水の被害に遭った中部各省の郡部出身の学生1800人と、経済的に困難な学生、体に障害を持つ学生、少数民族の学生など900人。学生らにはバスの無料チケットのほか、テトのお土産も支給された。

 この事業の経費は7億5000万ドン(約300万円)。このうちベトナム祖国戦線委員会が5億ドン(約200万円)、トゥオイチェー新聞社が1億ドン(約40万円)を補助した。学生支援センターは2003年からこの事業を行い、これまでに合計約2万3000人の学生を支援している。

[Tuoi tre online, 25/01/2011, 09:09 (GMT+7), O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 建設省及び南中部沿岸地方クアンナム省人民委員会はこのほど、毎年台風や洪水の被害を受けている中部地...
 旧正月(テト)が明け、故郷に帰省していた人々がホーチミン市へ向かうUターンラッシュで長距離バスは大...
 北中部トゥアティエン・フエ省から南中部ビンディン省にかけて広い地域で大雨・洪水となっており、18日...
 中央台風洪水防止指導委員会によると、中部での大雨及び洪水による被害状況は、9日時点で死亡者62人、...

新着ニュース一覧

 ホーチミン市人民委員会は3月29日、同市を流れるサイゴン川に架かる歩道橋の着工式を開催した。  ...
 ルオン・クオン国家主席は国家主席府で1日午前、ベトナムを公式訪問中のベルギーのフィリップ国王陛下...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 保健省によると、今年に入ってから麻疹(はしか)の流行が始まり、これまでに4万2000人以上の感染疑いが...
 ホーチミン市フーニュアン区のファンシックロン(Phan Xich Long)通りの周辺には、全長1kmにも満たない1...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 南中部沿岸地方ダナン市人民委員会は3月28日、バクダン(Bach Dang)通り42番地の施設改修・拡張による「...
 国際協力機構(JICA)中部と株式会社ATグループ(愛知県名古屋市)は3月28日、JICA草の根技術協力事業「ベ...
 ENEOS Xplora株式会社(東京都千代田区、旧社名:JX石油開発株式会社)は3月25日、同社が100%出資する日...
 米国のS&Pグローバル(S&P Global)が先般発表した2025年3月のベトナム・PMI(製造業購買担当者指数)は50....
 ベトナムは、日本やインドネシアのような環太平洋火山帯に位置する国々と比べて、地震発生のリスクは低...
 ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)傘下のFPTソフトウェ
 ファム・ミン・チン首相は29日、鉄道分野の国家重点プロジェクト指導委員会の会議を主宰した。首相はこ...
 ベトナム観光協会(VITA)は、持続的な韓国人観光客誘致を目的として、4月中に韓国のソウル市に韓国事務...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は31日、北
トップページに戻る