原発建設許可に関するセミナーを開催、米が協力

2011/02/17 11:41 JST配信

 ベトナム放射能・原子力検査安全局と米国原子力規制委員会(NRC)が共催する「原子力発電所の建設許可」に関するセミナーが、14日から18日までハノイ市で開催されている。15日付ベトナム国営通信が報じた。

 このセミナー期間中に、NRCと米アドバンスト・システム・テクノロジー・アンド・マネジメント(AdSTM)の専門家らが、原子力発電所の建設許可に至るまでの過程や許可申請書の評価の仕方などについて、放射能・原子力検査安全局の幹部職員らに情報を提供するほか、米国の原子力発電所建設許可業務での経験を伝えることになっている。

 ベトナムは2014年に東南部ニントゥアン省で原子力発電所を着工する計画で、現在同発電所の建設許可に関する法規も含め、関連法規の準備を急いでいる。このセミナーは、放射能・原子力検査安全局とNRCの相互協力の一環として開催された。

[Vietnam plus, 15/02/2011 | 20:04:00, O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ファム・ビン・ミン外相と米国のジョン・ケリー国務長官は10日、原子力の民生利用に関する協力協定に署...
 日本原子力発電株式会社(東京都千代田区)は15日、ベトナム電力グループ(EVN)との間で、EVNの原子力導入...
 電気事業連合会の清水正孝会長(東京電力社長)は、12日に開かれた電事連会の定例会見で、先月31日にハノ...
 東南部ニントゥアン省商工局及び原発・再生可能エネルギー案件投資委員会は22日、同省で計画されている...
 グエン・タン・ズン首相はこのほど、国家原子力安全評議会の設立決定文書に署名した。同評議会は、原子...

新着ニュース一覧

 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
 ベトナム郵便通信グループ(VNPT)は18日、2026年計画実施会議の枠組みの中で、人工知能(AI)専門会社「VN...
 東南部地方ドンナイ省のロンタイン国際空港は19日、初の民間旅客便を受け入れた。同空港が受け入れた初...
トップページに戻る