ベトナム×日本のすれ違いを乗り越える組織創り ～1万名のデータから見えた傾... (PR)

　インターネットで「お金貸します」と検索すると、「無担保、無保証、手続き簡単」などの魅力的なうたい文句と共に非常に多くの広告がヒットする。ただしこうした広告のほとんどは闇金融で、利息は銀行に比べ大幅に高く設定されている。3日付ベトストックが報じた。

　闇金融の広告は、金融機関との関係があることを臭わせる言葉を並べる場合が多い。連絡を取ってみると、自分はある金融機関の職員だと名乗り、それが事実だったケースが確認されている。

　こうしたことは、金融機関と闇金融業者との関係を疑わせるものだ。また、政府が金融機関の与信額の増加率を抑制する金融引き締め策を取っていることも、金融機関が闇金融に関与しているのではないかとの疑いを強めている。

　2005年民法は、組織や個人が財産(現金)を貸し借りすることを認めており、金額(利息)は両者の合意によるとしている。ただし476条で、「両者が合意する利息は、ベトナム国家銀行(中央銀行)が発表する基準金利の150％を超えてはならない」と規定しており、闇金融の多くはこの条項に違反している。