ホーチミン:市場のゴミを利用した発電を計画

2011/08/16 16:14 JST配信

 ホーチミン市商工局はこのほど、同市トゥードゥック区、ホックモン郡、8区にある3か所の市場から廃棄される有機廃棄物を利用したバイオマス発電所の建設を計画していると明らかにした。サイゴンタイムズ紙が報じた。

 同局エネルギー管理部によると、当該市場が1日当たり廃棄するゴミの量は50t。この内、有機廃棄物の割合が95%を占めるという。現在はゴミの回収及び廃棄物処理に毎月3億ドン(約100万円)の費用が発生している。

 バイオマス発電が実用化されれば、これらの費用が削減されるだけでなく、当該市場へ発電した電気を供給することも可能とされている。バイオマス発電所向け投資額は、1か所当たり300~400万ドル(2億3000万~3億0700万円)。2012年の稼動開始を目指している。

[Van Nam, thesaigontimes.vn, 21/7/2011, 20:28 (GMT+7)]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ベトナム資源環境省と日本環境省(MOEJ)、国際連合地域開発センター(UNCRD)は18日~20日、ハノイ市で「...
 ホーチミン市クチ郡タイミー村に設置したバイオマス実験プラントが10日、操業を開始した。稲わらや籾殻...
 日本の国際協力機構(JICA)とホーチミン市工科大学は8日、「持続可能な地域農業・バイオマス産業の融...
 熱帯生態学研究所の科学者らがベトナムで自生している植物「ナンヨウアブラギリ(トウダイクサ科)」に...
 ホーチミン市で初となる、ゴミから出るメタンガスによる発電がこのほど、市内ゴーカットゴミ埋立て場で...

新着ニュース一覧

 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
 ベトナム郵便通信グループ(VNPT)は18日、2026年計画実施会議の枠組みの中で、人工知能(AI)専門会社「VN...
 東南部地方ドンナイ省のロンタイン国際空港は19日、初の民間旅客便を受け入れた。同空港が受け入れた初...
 地場系コングロマリットのビングループ[VIC](Vingroup)は12月19日、ハノ
 南北高速道路は19日、北端のフウギ国境ゲート~チーラン間高速道路(約60km)および南端のカントー~カマ...
 株式会社ストライプホールディングス(岡山県岡山市)のグループ会社であるストライプベトナム(STRIPE VI...
 阪急阪神不動産株式会社(大阪府大阪市)と株式会社シーアールイー(東京都港区)は、シンガポール政府系企...
 ピックルボールのプロ選手養成を目指す「D-JOYスポーツアカデミー」が13日にホーチミン市で開校した。...
 日本全国に700店舗以上のホットヨガスタジオ「LAVA」などを運営する株式会社LAVA International(東京都...
トップページに戻る