病院の霊安室で生き返り、またあの世へ旅立った男性

2013/11/20 16:48 JST配信

 心筋梗塞で死亡を宣告された男性が病院の霊安室で目を覚ますという、ウソのようなホントの話が起きた。ただ、この男性はその後まもなく死亡し、二度と目を覚まさなかった。17日付ティンモイが報じた。

(C)Tin moi
(C)Tin moi

 長年心臓病を患っていたハノイ市在住のHさん(57歳)は心筋梗塞を起こし、BM病院で電気ショックを含め医師らの必死の手当てを受けたがその甲斐もなく、死亡を宣告された。遺体はその日の午後10時に病院の霊安室に移された。

 遺族の希望で、葬式は翌日に病院で済ませることになった。霊安室の職員らはいつものように遺体を清め、死化粧をして遺体の見栄えを整えた。翌朝、遺族やHさんの同僚らが病院に集まって葬式の準備をしている時、遺体を霊安室から運び出そうとした職員のコンさんは、Hさんの体が白い布の下で動いたのに気が付いた。次の瞬間、Hさんは小さな唸り声を上げて蘇った。

 Hさんは、集まっていた家族らと涙の再会を果たした後、集中治療室で一昼夜にわたって治療を受けたが、結局回復せずに死亡した。その後霊安室に3日間安置されたが、奇跡は再びは起こらなかった。

[Tin moi,17/11/2013 08:57:01,O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 まだ息がある生後4か月の重病の赤ちゃんが火葬場に連れて行かれたという動画がソーシャル・ネットワー...
 ある大病院の霊安室の職員であるグエン・バン・ディエムさん(50歳)は、映画「おくりびと」で広く知られ...

新着ニュース一覧

 ホーチミン市文化スポーツ局は、4月30日の南部解放記念日にサイゴン川沿いエリアで実施を計画していた...
 南部解放・南北統一50周年(1975年4月30日~2025年4月30日)事業の一環で行われた軍事パレードを見物する...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 衣料の製造・販売を行う韓国のレシピグループ(Recipe Group)はこのほど、同社が展開するファッションブ...
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) ロンドン:歌謡曲でムードたっぷり、街角...
 ルオン・クオン国家主席は4月28日、北中部地方ハティン省でラオスのトーンルン・シースリット国家主席 ...
 インボイスに関する政令第123号/2020/ND-CPの一部を改正・補足する政令第70号/2025/ND-CP(6月1日施行)...
 カナダの金融・保険サービス比較会社 「ハローセーフ(HelloSafe)」はこのほど、世界各国における株式市...
 ハノイ市人民評議会は4月29日、バイオテクノロジー分野に特化した「ハノイバイオハイテクパーク」の建...
 日本の経済産業省とベトナム商工省は4月28日、エネルギートランジションに係る二国間協力プロジェクト...
 東南部地方ビンズオン省のビンズオン新都市ワールドトレードセンター(WTC EXPO)で5月7日(水)から9日(金...
 イタリアのサンペレグリノ(Sanpellegrino)とアクアパンナ(Acqua Panna)が冠スポンサーを務める「アジア...
 日本の警察庁組織犯罪対策部はこのほど、令和6年(2024年)における組織犯罪の情勢(確定値版)を発表した...
 北中部地方クアンチ省チエウフォン郡チエウタイン村で4月28日、南部解放・南北統一50周年(1975年4月30...
 ホーチミン市交通公共事業局傘下の公共交通管理センターは4月28日、ホーチミン市1区サイゴンバスターミ...
トップページに戻る