ベトテル、新入社員に1か月の軍事教練を義務付け

2015/03/04 17:50 JST配信

 ベトナム軍隊通信グループ(ベトテル=Viettel Group)は2014年から全ての新入社員に対し、1か月間の軍事教練を義務付けている。グエン・マイン・フン社長は、軍事教練により身体と困難を乗り越える精神力を鍛えることができるとしている。

(C)ICT news
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 新入社員は、会社の文化や歴史を学ぶ研修と集中軍事教練を受けなければならない。軍事教練には実弾射撃や手榴弾投擲の訓練も含まれる。訓練は午前4時半から午後9時半まで、清掃、体操、隊列訓練など新兵が受けるのと同じ内容がびっしり詰まっている。毎週10~15kmの行軍訓練もある。

 ベトテルは2014年に、約2500人の新入社員に軍事教練を受けさせた。フン社長はその効果について、「社員らはルールを身に付け、以前より堂々とし成長し、愛社精神を持つようになった。最初は多くの社員が不安だったようだが、訓練後はその意義を感じたようだ。ベトテル発展のための重要な一段階と考えている」と話した。

 フン社長は、昨年の3回の軍事教練が成功したことを受けて、既存の社員らにもそれぞれにふさわしい内容の訓練を受けさせる考えだ。

[ICT news,09:53, 03/03/2015,O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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