世界遺産ホー朝城で2つの遺構発見、城を囲む堀と土塁

2015/08/20 14:37 JST配信

 北中部タインホア省ビンロック郡の世界文化遺産、ホー(胡)朝城の南堀区域における発掘調査で、新たな2つの遺構が発見された。

(C) dantri
(C) dantri

 考古学者らは、3か月にわたり同区域で面積2040m2を発掘し、城塞から約50m離れた土中から2つの遺構を発見した。これらの遺構は、城塞を囲む堀及び堀の外側に土を盛った土塁と見られている。

 堀の幅は61mで、堀の構築に使用された多数の石と、石から成る厚さ約5~10cmの層も発見された。また、土塁の幅は7mで、石垣が積まれていた。

 今回の発掘で、瓦やレンガ、陶磁器やせっ器、武器など多数の遺物が出土し、瓦やレンガの中には生産地や年代が刻まれたものも含まれているという。遺物の年代は、チン(陳)朝(1225~1400年)やホー(胡)朝(1400~1407年)に当たる。

 ホー朝城は、わずか7年間、2代しか続かなかったホー朝時代の都に築かれた城塞で、現在も高さ8mの城門が残っている。2011年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)によってベトナムで7か所目の世界遺産に登録された。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 北中部地方タインホア省ビンロック郡の世界文化遺産「胡朝の城塞」の調査・研究を行うホー(胡)朝城遺産...
 北中部地方タインホア省ビンロック郡ビンロン村で25日、家を建てるために土を掘っていた住民が古びた銅...
 北中部タインホア省人民委員会はこのほど、同省ビンロン村及びビンティエン村にあるホー朝城の世界文化...
 国連教育科学文化機関(ユネスコ)はこのほど、北中部タインホア省ビンロン村及びビンティエン村にある...

新着ニュース一覧

 7日のベトナム株式市場は、ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックスが大型株の牽引により上昇し、史...
 トー・ラム書記長 兼 国家主席は5日から7日にかけてインドを国賓訪問し、ナレンドラ・モディ首相および...
 配車アプリを展開する地場Beグループ(Be Group)は、5月8日より各種サービスの料金を+2~11%引き上げる...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市の中心部には、築140年以上の給水塔が今も存在している。この建築物は、19世紀末にフラン...
 インドネシアのフィンテック企業クレディボ(Kredivo)は6日、ベトナムのデジタル銀行ティモ(Timo)の買収...
 ベトナム国家銀行(中央銀行)によると、2025年末時点で15歳以上の国民の銀行口座保有率が約89%に達した...
 レ・ミン・フン首相はこのほど、戦略的技術および戦略的技術製品のリストを定めた決定第21号/2026/QD-T...
 インドにおける2026年1~3月期の電気自動車(EV)販売台数ランキングで、ベトナムのEVブランドがトップ4...
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)の子
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)によると、南部...
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)傘下のサン・フ...
 ハノイ市ドンアイン村の国家展示センター(VEC)で、5月13日(水)から15日(金)まで、「ベトナム国際広告設...
 科学技術省によると、全国における第3世代移動通信システム(3G)、第4世代移動通信システム(4G)、第5世...
 中国が南シナ海の一部海域を対象に5月1日から8月16日まで漁獲禁止令を一方的に発布したことを受け、ベ...
 「サイゴン・ザーディン市」が「ホーチミン市」へと市名を変更した1976年7月2日から、2026年7月2日で50...
トップページに戻る