北部で絶滅危惧種のオナガザル40頭を発見、国内2か所目

2016/09/01 05:58 JST配信

 国際環境保護団体(ファウナ・フローラ・インターナショナル=FFI)はベトナム北部でフィールドワークを実施し、絶滅危惧種「コシジロラングール(Delacour’s langur)」約40頭を発見した。発見地は公表されていない。

(C) nld, FFI
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 新たに発見されたコシジロラングールは7つの群れに分かれていた。生まれたばかりの個体も含まれていることから、繁殖の可能性もあることが分かった。同団体の責任者は、コシジロラングールの保護に向けて地元当局に協力を求めている。

 ラングールはオナガザル科のサル。コシジロラングールはベトナムにのみ生息するとみられる固有種で、絶滅の危機に晒されている。今回新たに発見された地域も含めて、国内でコシジロラングールの生息が確認されたのはわずか2か所で、生息数は合わせて250頭に満たないという。

 1990年代初頭にベトナム北部の5000km2の範囲で実施した調査の結果、50~57の群れに分かれた281~317頭の生息が確認されたが、近年は深刻な森林伐採により個体数が大きく減少している。

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