米国のS&Pグローバル(S&P Global)が発表した2026年7月のベトナム・PMI(製造業購買担当者指数)は52.9となり、前月の51.8から上昇した。好不況の判断基準となる50を13か月連続で上回った。インフレ圧力が低下する中、生産量と新規受注が力強く伸びたことで、雇用も5か月ぶりに増加へと転じた。
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PMIは、50を判断の分かれ目としてこの水準を上回る状態が続くと景気拡大、逆に50を下回る状態が継続すると景気減速を示す。
新規受注と生産が加速、購買活動は約4年半ぶり最高水準
7月は顧客需要の改善とインフレ圧力の緩和を背景に、新規受注が3か月連続で増加し、伸び率も前月より加速した。特に輸出向けの新規受注は、2024年7月以来2年ぶりの速いペースで増加した。これに伴い、生産量は2025年5月以降の連続増加を維持し、直近5か月間で最高の伸びを記録している。
生産拡大に対応するため、企業の購買活動は過去約4年半で最大の増加ペースとなった。また、労働力の確保も進み、雇用は5か月ぶりに増加に転じた。一方で、新規受注の急速な拡大により、未処理の受注残は増加している。
インフレ圧力の緩和と今後の見通し
投入コストの上昇は、原油価格の低下などにより前月から鈍化し、販売価格とともに2025年9月以来10か月ぶりの緩やかな上昇ペースにとどまった。
また、仕入先の納期遅延の程度も2025年5月以来の小ささとなり、サプライチェーンの混乱は緩和傾向にある。







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