米国のS&Pグローバル(S&P Global)が発表した2026年6月のベトナム・PMI(製造業購買担当者指数)は51.8となり、前月の52.8から低下したものの、好不況の判断基準となる50を引き続き上回った。インフレ圧力が和らぐ中、実需の回復に支えられ新規受注と生産量が増加しており、成長基調が維持されている。
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PMIは、50を判断の分かれ目としてこの水準を上回る状態が続くと景気拡大、逆に50を下回る状態が継続すると景気減速を示す。
ベトナムのPMIは2025年後半から拡大局面を維持している。2月に54.3を記録した後、中東情勢の影響で4月に50.5まで低下したが、5月は備蓄需要に支えられ52.8へと上昇した。
実需に支えられた生産拡大とインフレ緩和
6月の新規受注は顧客需要の改善を背景に増加した。前月に見られた備蓄需要と異なり、実際の需要増が成長の原動力となった。これに対応し、生産量は14か月連続で拡大した。
一方、投入コストの上昇ペースは前月と比べ大幅に鈍化し、今年に入って最も遅いペースとなった。販売価格の上昇率も過去半年間で最低となり、インフレ圧力が和らいでいる。



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