ハノイ市情報通信局は、長期間使用されていない「休眠番号」及びいたずら電話や迷惑メッセージの発信に使われる番号に対する取り締まり強化の一環として、11月29日から1か月間にわたり携帯通信サービス取扱所の調査を行っている。
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これにより、実際の利用者とは異なる名義で事前に有効化されるプリペイド(前払い)式SIMカードを販売する店舗に対し、1000万~2000万VND(約5万~10万円)の罰金を科す。区・郡・町レベルの人民委員会も、情報通信、公安、商工関連の幹部から成る作業部会を発足し、管轄地域内の店舗を立ち入り検査する。
これに伴い、情報通信省の指示を受けて、各携帯通信事業者は「休眠番号」の回収に注力している。同省によると、2016年上半期に迷惑メッセージ2億5200万件、携帯電話番号200万件をブロックしたという。
2016年7月1日にインターネット情報セキュリティ法が施行されてからこれまでに、迷惑メッセージ配信を手配したデジタルコンテンツ業者10社に対し、合わせて7億3500万VND(約371万円)の罰金を科した。