行方不明の兵士が39年ぶりに帰省、Facebookで家族探し

2017/10/14 05:48 JST配信

 戦争烈士(戦死した軍人・従軍者)として認定されていた男性が、フェイスブック(Facebook)を通じて故郷と家族を見つけた出来事が話題になっている。北中部地方タインホア省クアンスオン郡クアンタン村在住のグエン・バン・ケーさん(男性・58歳)だ。

(C) vnexpress
(C) vnexpress
(C) vnexpress
(C) vnexpress

 ケーさんは1978年に入隊し、カンボジアで戦った。しかし戦闘中に行方不明となり、1983年に軍から家族に本人の死亡届が送られた。ケーさんはその後、行方不明兵で烈士として認定された。

 ケーさんが語ったところによると、カンボジアでポル・ポト軍と戦う間に負傷し、同国の野戦病院で治療を受けていたところを襲撃されて捕虜となった。その後は隙を見て逃げ出したものの、記憶も失ってしまった。そして、カンボジアやタイで苦労の日々を送っていた。

 今年9月下旬、廃品を拾っているときにビジネスでタイを訪れたベトナム人男性と出会ったことが彼の人生の転機になった。このベトナム人男性に、従軍していたことや田舎がタインホア省にあることなどを伝えて家族探しを依頼した。

 ケーさんの写真と関連情報はフェイスブックで急速に拡散され、わずか数日の間に故郷のクアンタン村幹部のところに辿りついた。そして10月1日、ケーさんは39年ぶりに故郷に足を踏み入れることとなった。家族と再会したことで、ケーさんは記憶を取り戻しつつあるという。

 労働傷病兵社会機関は、ケーさんの烈士認定書を回収し、審査を経てケーさんに対して傷病兵制度を適用する予定だ。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 情報通信省および国防省、労働傷病兵社会省はこのほど、戦争烈士(戦死した軍人・従軍者)や戦争烈士の墓...

新着ニュース一覧

 米国のテクノロジー企業であるマイクロソフト(Microsoft)のレポート「グローバルAIディフュージョン(Gl...
 ファム・ティ・タイン・チャー副首相は、新時代の出版活動におけるベトナム共産党の指導力強化に関する...
 中国のインフラ開発大手である太平洋建設集団(China Pacific Construction Group=CPCG)は最近、ベトナ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ハノイ市ドンダー街区イエンラン通りにあるカフェ「モーフォー(Mo Pho)」のドアを開けると、店内は静ま...
 韓国の電子部品メーカーであるインターフレックス(Interflex)は、北部地方フート省(旧ビンフック省)の...
 公安省傘下交通警察局の代表者は14日、自動車運転免許試験のシミュレーション試験が7月1日から廃止され...
 政府は航空輸送に関する政令第208号/2026/ND-CPを公布した。同政令では、フライトの遅延や欠航、スケジ...
 南中部地方ダナン市のダナン国際空港で15日より、外国人の入国者を対象とした「渡航情報事前登録システ...
 米経済誌フォーチュン(Fortune)は、東南アジアの大手企業500社のランキング「フォーチュン・東南アジア...
 政府は、従来のRON95ガソリンにバイオエタノールを10%混合したE10ガソリン(E10RON95)の導入ロードマッ...
 ハノイ市人民評議会はこのほど、都市秩序や交通に関する一部の違反行為の罰金を現行の2倍に引き上げる...
 ホー・クオック・ズン副首相はこのほど、ホーチミン市のサイゴンハイテクパーク(SHTP)の拡張と、SHTPの...
 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計(推計値)によると、2026年5月の訪日ベトナム人の数は前年同月比▲2....
 日本の財務省が発表した2026年5月の貿易統計(速報)によると、ベトナムの対日貿易収支は前年同月比+14.2...
 ベトナムにおける電気自動車(EV)の普及に伴い、ノンストップ自動料金収受システム(ETC)による通行料徴...
トップページに戻る