ホーチミン市人民委員会は1日、フェイスブック(Facebook)ページとブログに政府や共産党を批判する内容のコンテンツを繰り返し投稿し、国家の利益を侵害したとして反国家宣伝罪に問われていたホー・バン・ハイ被告(男・54歳、同市5区在住)に禁固4年の判決を言い渡した。

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　同被告は1989年、ホーチミン市医薬大学を卒業し、1993年から2001年までチョーライ病院に勤めていた。その後は独立して診療所を開設し、フェイスブックやブログにベトナムと世界の経済、政治、社会に関する内容を投稿していた。

　2009年から2016年にかけて、共産党と政府を誹謗中傷したり、政策を歪めたりする内容をフェイスブックやブログに繰り返し投稿したほか、国の指導者の誹謗中傷、国会総選挙のボイコット、北中部地方沿岸一帯で発生した魚大量死事故に便乗したデモ扇動などのコンテンツを作成・掲載していたとされる。

　同被告は2016年11月、市内にある自身の診療所で政府批判と見られる内容をインターネットに投稿しているところを現行犯逮捕された。