武道指導者がDV、生後2か月の娘抱く妻に暴行―監視カメラで確認

2019/08/29 05:03 JST配信

 ハノイ市ロンビエン区タックバン街区(phuong Thach Ban)で26日、生後2か月の娘を抱いた妻が自宅マンションで夫から殴る蹴るの暴行を受けて入院する事件が発生した。夫が妻に暴行を加える様子を撮影した動画がインターネットに投稿され、大きな波紋を呼んでいる。

(C) tuoitre
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 被害に遭ったのはV・T・T・Lさん(27歳)。夫のグエン・スアン・ビンさん(32歳)は、Lさんが自宅のテレビを息子の部屋からリビングに移動させる際に夫の「許可」を事前に得ていなかったことを理由に、鉢植えの小石を投げつけた上、約1時間にわたって無抵抗のLさんに殴る蹴るの暴行を加えた。

 動画には、生後2か月になる娘を抱っこしていたLさんが、夫に蹴り飛ばされたりする様子が映されていた。7歳になる息子と家政婦の女性も現場に居合わせたが、あまりの怖さに仲裁に入ることができなかった。

 家政婦の女性からの電話を受けたLさんの実姉は午後6時半ごろ、Lさん宅のリビングに設置された監視カメラを確認して警察に届け出ると共に、動画をインターネットに投稿した。

 ホアンマイ区(quan Hoang Mai)に住むLさんの両親と兄姉は地元警察の協力を得て、当日にLさんと子供2人を保護した。Lさんは頭部に損傷を負って入院し、外傷性脳損傷の可能性があると診断されている。

 Lさんは同市の報道機関に勤めており、一方のビンさんは武道の指導者だ。Lさんは5年前に裁判所に離婚調停を申し出て手続きも済ませたが、後に子供のことを考えて復縁を決めた。以来、夫婦は一緒に暮らしており、最近になって娘が生まれたことをきっかけにようやく再入籍した。

 暴力をふるったビンさんはその後、地元警察の事情聴取に応じた。ビンさんはLさんに対し、「実家に火をつけて燃やしてやる」、「今は刑務所に入りたい気分だ」などの内容のSMSを送って脅迫を続けていた。

 Lさんは、ビンさんとの離婚と子供2人の親権を希望している。Lさんは「息子が父親のような暴力的な人間に育たないよう、自分で子供を育てたい」と話した。

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