ハノイの水道水汚染、「通常通り摂取可能に」―市が公表

2019/10/24 04:28 JST配信

 ハノイ市に隣接する西北部地方ホアビン省キーソン郡フーミン村(xa phu Minh, huyen Ky Son)での廃油違法投棄事件に関連して市西部で発生していた水道水の悪臭騒動について、ハノイ市当局は22日、「水道水は通常通り摂取することが可能になった」と公表した。

イメージ写真
イメージ写真

 管轄機関が同市人民委員会の指導のもと、16日から21日にかけて、同事件で影響を受けた8区・郡(タインスアン区、ホアンマイ区、ナムトゥーリエム区、カウザイ区、ホアイドゥック郡、ダンフオン郡、タックタット郡、クオックオアイ郡)の民家から計69サンプルの水道水を採取して分析を行った。

 この結果、水道水中のスチレン濃度(廃油に含まれていたもの)がベトナム基準「QCVN 01:2009/BYT」で規定する許容濃度(20mg/L)を下回ったことが確認された。これを受けて市当局はこのほど、調理での水道水使用や沸かして飲料水にするなどの摂取が可能になったことを発表。影響を受けた地域の民家やマンションなどでは現在、市民が貯水槽の洗浄を急いでいる。

 市当局は、引き続き10月末まで水質の分析を続けていくほか、今後も暫くは給水車による水道水の無料供給を続けていく方針。市は、ソンダー水道[VCW](Viwasupco)に対して、10月末まで水道料金を無料とするよう求めた。

 VCWは同省を流れるダー川(song Da)の水を用いて水道水を生産し、ハノイ市の25万世帯に水道水を独占的に供給している。今回の廃油違法投棄により、同市南西部の広域で10日から水道水が悪臭を放ち生活用水として利用できない状況が続いていたが、同社は16日に断水して導管の洗浄作業を行い、水道水の供給を再開していた。

 

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ハノイ市ホアンマイ区ダイキム街区(phuong Dai Kim)にある民家で22日午後7時半ごろ、家主の息子が貯水...
 ハノイ市に隣接する西北部地方ホアビン省キーソン郡フーミン村(xa phu Minh, huyen Ky Son)で発生した...
 ハノイ市に隣接する西北部地方ホアビン省キーソン郡フーミン村(xa phu Minh, huyen Ky Son)で発生した...
 ハノイ市南西部の広域で10日から水道水が悪臭を放ち生活用水として利用できない状況が続いていたが、

新着ニュース一覧

 大手長距離バスのフタバスラインズ(Futa Bus Lines、Phuong Trang=フオンチャン)傘下で自動車製造を手...
 南部メコンデルタ地方アンザン省警察は15日、同省フーコック特区(đặc khu Phú Qu̔...
 ベトナムでは、北部山岳地帯の在来種であるフモン(H’Mông)牛を日本の「和牛」や韓国の「韓牛」の...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南中部地方クアンガイ省には、かつてソビエト連邦(ソ連)から寄贈されたヤシ林がある。企業からヤシ林を...
 イタリア海軍のパオロ・タオン・ディ・レヴェル級哨戒艦「ジョヴァンニ・デッレ・バンデ・ネーレ(Giova...
 米系総合人材会社マンパワーグループ(ManpowerGroup)が発表した2026年10~12月のベトナム雇用予測調査...
 ベトラベル・エアラインズ(Vietravel Airlines)は15日、ハノイ市と南中部地方ラムドン省ダラットを結ぶ...
 2026年8月に全国で新規設立された外資企業および支店、営業所、駐在員事務所の数は、前月比▲13.3%減、...
 おしぼりのレンタル・企画開発を手掛けるFSX株式会社(東京都国立市)は、使い切りポケットおしぼりの生...
 日本の財務省が発表した2026年8月の貿易統計(速報)によると、ベトナムの対日貿易収支は前年同月比+80.0...
 トー・ラム書記長 兼 国家主席は15日、ハノイ市の国家主席府で、国賓としてベトナムを訪問したタイのマ...
 「かっぱ寿司」などの飲食店の経営を手掛けるカッパ・クリエイト株式会社(神奈川県横浜市)は、グループ...
 地場不動産開発会社のサコムリアル不動産[SCR](TTCランド=TTC Land)は15
 北中部地方タインホア省クアンビン村(xã Quảng Bình)の省道511号線沿いで9月9日午前8...
 米総合不動産サービス大手のジョーンズ・ラング・ラサール(Jones Lang LaSalle=JLL)が発表した「2026...
トップページに戻る