ハノイ市カウザイ区警察は18日、売春仲介容疑で取り調べていたグエン・ティ・ハイ・イエン容疑者(29歳)を書類送検した。主に韓国人男性を対象とした売春ルートを運営していたとみられる。

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　警察は市内の大型ホテルに頻繁に出入りする怪しげな女性を発見して捜査を行っていたが、数日後にこの人物の身元を特定。16日に同区のホテルで同容疑者と売春婦2人を逮捕した。

　同容疑者はカウザイ区を縄張りとし、可愛らしい外見を利用して、外国人男性、主に韓国人男性に近づき、自身が運営する売春ルートに誘惑していた。

　売春ルートでは、イエン容疑者自らが売春婦を面接していた。外見の美しさはもちろんコミュニケーション能力も重視し、絶対に秘密を洩らさないと信用できる女性を選んでいた。

　客から売春サービスの依頼を受けると、イエン容疑者が値段を提示して、ホテルに売春婦を連れて行った。売春1回あたりの料金は平均300万VND(約1万4300円)だが、その何倍も支払う客もいたという。