中国・湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を受け、ベトナム保健省は7日午前0時より、EU諸国とカンボジアから入国する、または該当国経由で第三国からベトナムへ入国する人に対し、健康状況の申告を義務付ける。
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保健省によると、該当者は紙の申告書に記入するか、電子申告により健康状況を申告しなければならない。入国者に感染の疑いがある場合、医療検疫官は該当者を隔離し、医療部門に報告し隔離施設に移す。
ベトナムは現在、中国、韓国、イラン、イタリアから入国する、または同4国経由で第三国からベトナムへ入国する人に対し、健康申告を義務付けている。
なお、ベトナム国内ではこれまでに16人の感染者が見つかったが、全員が完治・退院している。ただし、ベトナム当局は感染流行が再発する可能性もあるとして引き続き警戒を高めている。