高校生のスタートアップコンテスト世界大会でベトナム代表が優勝

2020/08/17 14:44 JST配信

 高校生のスタートアップコンテスト世界大会であるセージ・グローバル(SAGE Global)2020で、ベトナム代表チームの考案したトウモロコシの芯を再生利用するプロジェクトが1位を獲得した。

(C) Tuoi Tre
(C) Tuoi Tre

 セージ・グローバルは世界各国を代表する高校生のチームが、社会的なプロジェクトを考案・展開して成果をプレゼンテーションする大会。今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を考慮してオンラインで開催され、世界30の国と地域から1万人を超える高校生が参加した。

 ベトナム代表チームは高校生7人からなり、「トウモロコシの芯を源に生きる」をスローガンに掲げてトウモロコシの芯の再生利用プロジェクトを発表した。

 プロジェクトでは、トウモロコシの芯を培養土や飼料、家畜・ペットの飼育用の敷料にリサイクルした。これらのリサイクル製品は安価なだけでなく、自然由来で環境に優しい。

 チームは机上のアイデアに留まらず、1年近くかけて市場調査や生産にかかる研究を重ね、事業戦略や販売促進を綿密に計画したという。チームは同大会で優勝したほか、国連による「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に基づく17の開発目標に関する特別賞の2部門でも賞を受賞した。

[Tuoi Tre 19:38 12/08/2020, T]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 資源回収(ベーチャイ=ve chai)により資金を集め、3人の若者が資源回収で起業した。周りからは反対され...
 世界経済フォーラム(WEF)はこのほど、ASEAN諸国における若者の技能と将来の職業に関する調査結果を報告...
 粘土で遊ぶことが趣味で、日本の漫画やアニメのキャラクターをこよなく愛するベトナム人男子がいる。若...

新着ニュース一覧

 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
 ベトナム郵便通信グループ(VNPT)は18日、2026年計画実施会議の枠組みの中で、人工知能(AI)専門会社「VN...
 東南部地方ドンナイ省のロンタイン国際空港は19日、初の民間旅客便を受け入れた。同空港が受け入れた初...
 地場系コングロマリットのビングループ[VIC](Vingroup)は12月19日、ハノ
 南北高速道路は19日、北端のフウギ国境ゲート~チーラン間高速道路(約60km)および南端のカントー~カマ...
 株式会社ストライプホールディングス(岡山県岡山市)のグループ会社であるストライプベトナム(STRIPE VI...
 阪急阪神不動産株式会社(大阪府大阪市)と株式会社シーアールイー(東京都港区)は、シンガポール政府系企...
トップページに戻る