ホーチミン市ビンタイン区にあるレバンズエット廟で16日、188回忌を祝う儀式が盛大に行われた。式典にはレ・バン・ズエットの子孫のほか、同市共産党委員会、人民委員会、人民評議会、祖国戦線委員会などの代表者らが出席した。
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レ・バン・ズエット(1764年~1832年)は南部メコンデルタ地方ティエンザン省出身で、生前は政治家・軍師として活躍。グエン(阮)朝の創設、南部領有権の強化、南部全域にまたがるザーディン(嘉定)城の首席大臣として地域の繁栄に大きく貢献した。
市当局は118回忌を記念して、レバンズエット廟沿いのディンティエンホアン(Dinh Tien Hoang)通りの一部をレバンズエット(Le Van Duyet)通りに改称した。改称されたのは、ボン(Bong)橋~ファンダンルウ(Phan Dang Luu)通りの区間。
この区間は全長947mで、南北統一の1975年以前には「レバンズエット通り」の名称だったが、その後の再編により名前が変更された。
ビンタイン区当局は、今回の改称に併せ、身分証明書や戸籍謄本など関連書類上の住所情報変更についてガイダンスし、影響を受ける住民に対し有利な条件を整えると発表した。