グエン・スアン・フック首相はこのほど、毎年の10月4日を「ベトナム労働技能の日」と決定する内容の文書に署名した。「ベトナム労働技能の日」は、2014年の国連総会で制定された「世界ユース技能デー(7月15日)」に対応する形で制定した。
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「ベトナム労働技能の日」の制定を通して、労働の生産性や効率性を高めて国内の労働力強化を促進させるのが目的。また、生涯にわたる学習・技能訓練の機会を促進するとともに、学生と労働者の技能レベルを向上させるのが狙いとされている。
これに加え、国家・学校・企業と社会全体の結束を強めることで、国際舞台でも活躍できる人材を育て、今後のグローバル化の波にも対応できると期待されている。
フック首相は、労働傷病兵社会省に対し、関連機関と協力して「ベトナム労働技能の日」に関する式典を開催するよう指導した。なお、国営テレビ局VTVや国営ラジオ局VOVなどが「ベトナム労働技能の日」の各種活動の宣伝を担当する。