政府は、ホーチミン市における市政モデルの導入に関する決議草案の内容に同意し、内務省に対し政府構成員の意見を仰いだ上で最終版を作成し、司法省と協力して国会に報告するよう指導した。
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草案によると、ホーチミン市の市政モデルは、市レベルで立法機関としての人民評議会と行政機関としての人民委員会の両方を置くが、区(quan)レベルと街区(phuong)レベルではいずれも人民評議会を置かず、人民委員会のみを設置する。これは、市運営の効率性を高めることが狙い。
市政再編に関連し、ホーチミン市東部に位置する2区、9区、トゥードゥック区を合併し全国初の中央直轄市直属の都市となる「東部都市」(仮称:トゥードゥック市=TP. Thu Duc)の設立について、対象となる3つの区で区民の意見聴取が行われた。
3つの区の合併について、2区の意見聴取参加者7万2500人のうち82%、9区の同14万2000人のうち97%、トゥードゥック区の同19万7000人のうち98%がそれぞれ賛成した。
「トゥードゥック市」という名称について、各区の賛成率は、◇2区:77%、◇9区:96%、◇トゥードゥック区:98%だった。