ホーチミン市人民委員会は、12月29日より同市3区レクイドン(Le Quy Don)通り25番地にある市の葬儀場の稼働を停止し、ビンタン区アンラック街区の葬儀場の稼働を開始する。
(C) plo、3区の旧葬儀場 |
(C) zingnews、ビンタン区の新葬儀場 |
これに先立つ5月、ホーチミン市労働傷病兵社会局は同市人民委員会に対し、交通渋滞の回避と安全および環境衛生の確保を目的として、同葬儀場の稼働停止を提案していた。
新たな葬儀場はビンタン区アンラック街区のボーバンキエット(Vo Van Kiet)通りと国道1A号線に挟まれた面積1万2700m2余りの土地に建てられた。投資総額2070億VND(約9億4000万円)で、2015年に投資が承認された。3区の葬儀場よりも規模が大きく、政府レベルの葬儀をはじめ、複数の葬儀を同時に執り行うことが可能となる。
3区の葬儀場はレクイドン葬儀場とも呼ばれており、南部地域における国家基準を満たした葬儀場の1つとして、国葬や政府レベルの葬儀、中央政府・市政府の幹部や人民警察、軍などの高官の葬儀を執り行ってきた。