外資系家具メーカーであるデランシー・ストリート・ファニチャー(Delancey Street Furniture)の労働者らは、テト(旧正月)が明けた17日に東南部地方ビンズオン省の職場に出勤したが、工場が閉鎖されており、突然職を失ってしまった。
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同社はベンカット町(thi xa Ben Cat)ラックバップ工業団地内に工場を展開し、労働者約400人を抱えていた。
当局が労働者の権利を保護すべく会社側と話し合ったところ、責任者は「6日に会社の解散を発表した。労働者が解散の事実を把握できなかったのは、発表の時点で既にテト休暇に入っていたため」と説明した。
当局はこの件について書面で記録するとともに、同社に対して企業解散手続きを遵守し労働者への給与と社会保険料を十分に支払うよう求めた。会社は2月末までの給与と社会保険料を支払うことを約束した。
なお、ビンズオン省労働連盟は翌18日、ベンカット町の別の企業がデランシー・ストリート・ファニチャーの労働者全員の受け入れに同意したことを明らかにした。