国連の持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(Sustainable Development Solutions Network=SDSN)とコロンビア大学地球研究所が発表した「2021年世界幸福度報告(World Happiness Report 2021)」によると、ベトナムは世界149か国・地域中79位となり、前年の153か国・地域中83位から4ランク上昇した。
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このランキングは、◇1人当たり国内総生産(GDP)、◇社会的支援、◇健康寿命、◇人生の選択の自由度、◇寛容さ・気前の良さ、◇腐敗の認識の6つの要素に基づき算出されたもの。同レポートは、2012年の国連総会で3月20日が「国際幸福デー」に制定されたことを受け、国民の幸福度向上を目指すよう各国政府を促す目的で発表されている。
今回のランキングでは、前年と同じくフィンランドが1位を維持した。以下、デンマーク、スイス、アイスランド、オランダなどが続いた。日本は前回より6ランク上昇し、56位だった。
東南アジアの順位を見てみると、シンガポールが最も高い32位。以下、◇タイ:54位、◇フィリピン:61位、◇ベトナム:79位、◇マレーシア:81位、◇インドネシア:82位などが続く。
幸福度ランキングのトップ10およびワースト10は以下の通り。
<トップ10>
1位:フィンランド
2位:デンマーク
3位:スイス
4位:アイスランド
5位:オランダ
6位:ノルウェー
7位:スウェーデン
8位:ルクセンブルク
9位:ニュージーランド
10位:オーストリア
<ワースト10>
149位:アフガニスタン
148位:ジンバブエ
147位:ルワンダ
146位:ボツワナ
145位:レソト
144位:マラウイ
143位:ハイチ
142位:タンザニア
141位:イエメン
140位:ブルンジ