保健省の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する4日正午の発表によると、4省・市で市中感染者80人が新たに確認された。
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新規の市中感染者の内訳は、◇東北部地方バクザン省:44人、◇北部紅河デルタ地方バクニン省:23人、◇ホーチミン市:11人、◇ハノイ市:2人。
市中感染者は、ホーチミン市の2人を除いていずれも感染者の接触者(F1)や既存の集団感染発生地域の関係者などだった。ホーチミン市の2人については保健省が詳細を確認中。
午前と正午の発表を合わせると、同日の市中感染者数は5省・市の計132人。
4日正午の発表時点でベトナム国内の新型コロナ累計感染者数は8195人、死者数は49人となっている。
ホーチミン市の11人のうち9人はゴーバップ区3街区グエンバンコン(Nguyen Van Cong)通り415/8/4番地に拠点を置くキリスト教福音団体「リバイバル・エクレシア・ミッション(Revival Ekklesia Mission)」関連。
ハノイ市の2人はT&T社関連の感染者の接触者(F1)で、すでに隔離されていた。
なお、東南部地方ドンナイ省は5日午前0時より、ホーチミン市から同省に入域した人に対し、自宅または隔離施設での21日間の隔離措置を適用する。また、隔離7日目と14日目に検査を実施する。隔離施設の滞在費用と検査費用は自費とする。