ホーチミン:新型コロナ対応ソリューション募集、補助金に科学技術企業認定も

2021/08/12 14:29 JST配信

 ホーチミン市科学技術局は青年スタートアップサポートセンターと協力し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対応するイノベーションソリューションを募集するプログラム「HIS-COVID」を実施している。

(C) vnexpress
(C) vnexpress

 HIS-COVIDでは、患者のケア、感染者の行動歴の追跡、各種リソース手配の効率化、コミュニティ価値創造の実現、新型コロナ禍での企業経営継続などに関するソリューションの開発を奨励する。

 新型コロナウイルス感染症に対応する創造的なソリューションを開発した個人・企業は補助金として20億VND(約970万円)を獲得し、企業は優遇措置が適用される「科学技術企業」として認定される見通し。

 革新的で技術的にも完成度が高いソリューションは、ホーチミン市科学技術局のサポートのもとで同市やほかの地方の関係機関や企業にも技術移転される。

 HIS-COVIDは7月26日から8月11日までの期間に55件のエントリーを受け付けており、新型コロナ禍の2020年に貧困層にコメを無料で配る自動コメ配り機「コメATM」を開発して大きな反響を呼んだ実業家のホアン・トゥアン・アインさんが展開する「酸素ボンベ無料交換サービス」もエントリーしている。

 なお、HIS-COVIDの決勝は9月13日に行われる予定。

[VnExpress 11:23 11/08/2021, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国内第4波の影響が広がるホーチミン市で2日、自宅で治療する感染...
 ホーチミン共産青年同盟(青年団)中央執行委員会はこのほど、2020年を代表するベトナムの若者10人を秘密...
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により収入が減少し苦境に立たされている貧困世帯を支援...

新着ニュース一覧

 米マイクロソフト(Microsoft)が発表した調査報告書「ワークトレンド指数(Work Trend Index)」2025年版...
 在ベトナム米国大使館は18日、巡視船「CSB8022」をベトナム海上警察に引き渡したと発表した。越米間の...
 宅配を手掛ける地場ゴゾ・エクスプレス(Gozo Express)は18日、地場系コングロマリット(複合企業)
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)...
 サイゴンハノイ保険[BHI](Sai Gon-Ha Noi Insurance Corporation)は、韓
 ホーチミン市7区のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen Van Linh, quan ...
 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
 ベトナム発のITソリューション企業であるカオピーズ(Kaopiz、ハノイ市)と、東南アジア市場における医療...
 米グーグル(Google)と財政省傘下のベトナム国家イノベーションセンター(NIC)は18日、ベトナム国内での...
トップページに戻る