全国63省・市の感染流行レベル、中・低リスクのみに

2022/02/10 06:14 JST配信

 保健省が発表した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の最新の感染流行状況レベルによると、全国63省・市のうち48省・市が「レベル1(低リスク=グリーンゾーン)」、15省・市が「レベル2(中リスク=イエローゾーン)」となっている。

(C) dantri
(C) dantri

 「レベル3(高リスク=オレンジゾーン)」と「レベル4(超高リスク=レッドゾーン)」に分類された省・市はゼロだった。

 これは、保健省が1月27日に発表した感染流行状況評価に関する新たなガイダンスに従って評価したもの。新たなガイダンスでは、◇新規市中感染、◇住民のワクチン接種率、◇医療対応力の3つの指標に基づき、感染流行状況を4つのレベルに分類することになっている。

 前週は南部メコンデルタ地方チャビン省と東南部地方ビンフオック省がオレンジゾーンだったが、チャビン省はグリーンゾーンに、ビンフオック省はイエローゾーンにそれぞれレベルが引き下げられた。また、9省はイエローゾーンからグリーンゾーンに引き下げられた。

 グリーンゾーンは、北部地方が21省・市、中部地方が9省、南部地方が16省・市、南中部高原地方が2省。ハノイ市ホーチミン市はグリーンゾーン、南中部沿岸地方ダナン市はイエローゾーンとなっている。

 規定によると、グリーンゾーンでは人数制限なしで屋内外のイベントを開催できるほか、公共交通機関の運行やレストラン・飲食店・伝統的市場の営業、宗教施設などの活動、ホテル・リゾート・観光地の営業、パフォーマンス・文化・芸術・スポーツなどの活動が認められる。オレンジゾーンでは一部が制限される。

 今後グリーンゾーンが拡大し、オレンジゾーンがゼロになれば、全国の社会経済活動がさらに開かれるものと期待される。

[VnExpress 11:01 09/02/2022, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 保健省によると、ベトナム全国63省・市の中で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染流行状況レベ...
 ベトナム全国63省・市のうち、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染流行状況レベルで最も危険な「...
 保健省は27日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染流行状況評価に関する新たなガイダンスを発表...
 ハノイ市人民委員会とホーチミン市人民委員会はこのほど、市全体と市内の行政区の新型コロナウイルス感...

新着ニュース一覧

 グエン・ズイ・ゴック中央監査委員長が、政治局の決定により、ハノイ市共産党委員会書記(2025~2030年...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市がこのほど、映画部門の「国連教育科学文化機関(ユネスコ)創造都市ネットワーク(UNESCO Cr...
 日本政府は3日、令和7年(2025年)秋の外国人叙勲受章者を発表した。この中で、ベトナム人3人が叙勲を受...
 混み合う大学の中庭で、身長110cmのグエン・ティ・フオンさん(女性・23歳)は、まるで小学生が足早に歩...
 アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の枠組みで、アジア太平洋若手起業家リーダーフォーラム(APEA)...
 大正製薬株式会社(東京都豊島区)子会社で地場製薬最大手ハウザン製薬[DHG]
 東京ガス株式会社(東京都港区)は、風力発電の開発・建設・運転などを手掛ける地場チュオンタイン・ズエ...
 日本女子大学(東京都文京区)は9月30日、ホーチミン市建築大学(UAH)との間で、学術交流に関する大学間協...
 ファン・バン・ザン国防相は2日、ベトナムを公式訪問した米国のピート・ヘグセス戦争長官(国防長官)と...
 農業環境省によると、10月末から中部で断続的に発生している豪雨と、これに伴う洪水により、11月3日午...
 地場系コングロマリット(複合企業)ゲレシムコグループ(Geleximco Group)と中国の大手自動車メーカーで...
 政府はこのほど、「2025~2035年に学校教育で英語を第2言語とする計画および2045年までのビジョン」を...
 米国のS&Pグローバル(S&P Global)が発表した2025年10月のベトナム・PMI(製造業購買担当者指数)は54.5と...
トップページに戻る