ホーチミン市に鑑賞用のカエルをペットとして楽しむ若者たちのグループがある。1匹を購入するのに100万VND(約5680円)を支払うこともある。彼らはツノガエル(Pacman)やウシガエル(Bullfrog)、マルメタピオカガエル(Budgett’s frog)など、様々な種類のカエルを飼っている。
(C) plo |
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グループメンバーのフイン・アイン・コアさんは、「仕事から帰るとカエルを手の平に乗せてかわいがっています。顔の表情を見てるだけで笑えます」と話す。こうした思いは、ほとんどのカエル愛好者に共通するようだ。「彼らと遊ぶ時は、手の平から飛び出すこともあるので高い位置にならないよう気を付けて。1m以上の場所から落ちると内蔵がつぶれる恐れがあります」とコメントした。
南部メコンデルタ地方ソクチャン省でカエルの飼育場を経営するダオ・クオック・ティンさんによると、数年前から鑑賞用のカエルを飼うことが流行り出した。ティンさんは2018年末にカエルを飼い始め、品種改良も手掛けるようになったという。
カエル愛好者から飼育上のアドバイス。餌はゴキブリやミミズ、コオロギ、魚、エビなどで、新鮮なものを選ぶこと。小さいうちは毎日餌をやる必要があるが、成長したら週2~3回で大丈夫。水を頻繁に替えて衛生維持に気を付け、皮膚の疾患を防ぐこと。