全身トゲの新種アマガエル、ベトナム中部の山岳地帯で発見

2014/04/14 06:05 JST配信

 ナショナルジオグラフィック誌によると、オーストラリアの生物学者ジョディ・ローリー氏がベトナム中部の山岳地帯で全身がトゲで覆われた新種のアマガエル(学名:Gracixalus lumarius)を発見した。

(C) ナショナルジオグラフィック
(C) ナショナルジオグラフィック

 このカエルの最大の特徴は、オスの背中から頭部を覆っているトゲ状の突起だ。突起は人間の爪やサイの角にも含まれるケラチンというタンパク質でできているという。

 なお、ローリー氏は、ベトナムの山岳地帯を定期的に訪れて調査を行っており、2013年には、ホーチミン市近郊に生息する、新種のヘレントビガエル(学名:Rhacophorus helenae)を発見している。

[2014年4月12日 ベトジョーニュースU]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市に鑑賞用のカエルをペットとして楽しむ若者たちのグループがある。1匹を購入するのに100万...
 世界自然保護基金(WWF)は19日、2016年に確認された新種の動植物に関する報告を公表し、ベトナムを含む...
 植物分類の国際的な学術誌「ファイトタクサ(Phytotaxa)」はこのほど、南中部沿岸地方クアンナム省で新...
 世界自然保護基金(WWF)は19日、2015年に確認された新種の動植物に関する報告を公表し、ベトナムを含む...
 日本人動物学者がこのほど、南中部高原地方コントゥム省で新種のカエルを発見した。  発見したのは...
 ロシア人科学者らはこのほど、ベトナムで新種のヒキガエル2種を発見したと明らかにした。今回発見され...
 ベトナムの東南部ドンナイ省と中部高原地方ザライ省の森林で、新種のカエルが発見された。このカエルは...
 オーストラリアの研究者が、ホーチミン市近郊の平地林で、新種のトビガエルを発見した。15日付グオイラ...

新着ニュース一覧

 イタリアのサンペレグリノ(Sanpellegrino)とアクアパンナ(Acqua Panna)が冠スポンサーを務める「アジア...
 日本の警察庁組織犯罪対策部はこのほど、令和6年(2024年)における組織犯罪の情勢(確定値版)を発表した...
 北中部地方クアンチ省チエウフォン郡チエウタイン村で4月28日、南部解放・南北統一50周年(1975年4月30...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 1975年4月30日、特殊部隊の兵士だったファム・ズイ・ドー上尉(男性・75歳)は、南ベトナム大統領官邸(現...
 ホーチミン市交通公共事業局傘下の公共交通管理センターは4月28日、ホーチミン市1区サイゴンバスターミ...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、5月5日(
 4月は、ドナルド・トランプ米大統領が、世界各国からの輸入品に対し「相互関税」を課すと発表しました...
 VIETJOベトナムニュースが4月に配信した記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:200年の...
 今から50年前の1975年4月30日、サイゴンの南ベトナム大統領官邸(現在のホーチミン市の「統一会堂」)の...
 ハノイ市ナムトゥーリエム区にあるベトナム軍事歴史博物館は、4月30日(南部解放記念日)と5月1日(メーデ...
 世界銀行(WB)は先般発表した最新レポートの中で、ベトナムの2025年における国内総生産(GDP)成長率予想...
 石破茂内閣総理大臣は28日午後、ファム・ミン・チン首相とともに、日越企業が会するハイテク・グリーン...
 ベトナム共産党政治局は、国会民族評議会議長のイー・タイン・ハー・ニエ・クダム氏を、南中部高原地方...
 「第4回ベトナム書籍・読書文化の日」開幕に合わせて25日、ホーチミン市ビンタン区にブックストリート...
 ベトナムを訪問している石破茂内閣総理大臣とルオン・クオン国家主席は現地時間28日午前11時20分から約...
トップページに戻る