タイニン省:地震の前兆?カエル大量発生で住民に不安

2015/08/03 07:34 JST配信
(C) youtube, 住民が撮影した動画

 東南部タイニン省チャウタイン郡タインロン村にあるビエンホア農場周辺で、7月28日から30日にかけて10万匹ものカエル(アジアジムグリガエル)が一斉に姿を現したことから、自然災害の前兆ではないかと住民の間で不安が広がっている。

(C) vietbao
(C) vietbao

 ある村民は、「村道を走行中、大量のカエルが群れをなして移動しているところを目撃した。カエルを轢いてしまわないようバイクから降りて、手で押して歩かなければならなかった。カエルの群れが出現するのは地震が発生する前兆だという話もあるので、心配だ」と語った。

 これについて地球物理研究所傘下の地震津波警報センターのグエン・ホン・フオン副センター長は、「タイニン省は安定した地層に位置しているが、今回カエルの大量発生という異常現象が起きたことも事実。万が一緊急事態が生じた際には、すぐに警報を発表できるよう地震観測を強化している」とコメントした。

[Saigon Times, 21:11 (GMT+7) 30/7/2015, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市に鑑賞用のカエルをペットとして楽しむ若者たちのグループがある。1匹を購入するのに100万...
 ベトナム人民軍第2軍区諮問部は20日以降、中国との国境地域に位置する西北部地方ディエンビエン省ムオ...

新着ニュース一覧

 世界最大級の宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム(Booking.com)」はこのほど、6月のプライド月間(L...
 米マイクロソフト(Microsoft)が発表した調査報告書「ワークトレンド指数(Work Trend Index)」2025年版...
 在ベトナム米国大使館は18日、巡視船「CSB8022」をベトナム海上警察に引き渡したと発表した。越米間の...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 宅配を手掛ける地場ゴゾ・エクスプレス(Gozo Express)は18日、地場系コングロマリット(複合企業)
 最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)...
 サイゴンハノイ保険[BHI](Sai Gon-Ha Noi Insurance Corporation)は、韓
 ホーチミン市7区のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen Van Linh, quan ...
 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
 ベトナム発のITソリューション企業であるカオピーズ(Kaopiz、ハノイ市)と、東南アジア市場における医療...
トップページに戻る