トー・ラム書記長は、ラオス建国50周年記念式典への出席に合わせて、1日と2日にラオスを公式訪問した。ラム書記長は1日、トンルン・シースリット国家主席 兼 ラオス人民革命党中央委員会書記長と会談した。

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　両首脳は会談で、「偉大な友好・特別な団結・包括的な協力」というベトナムとラオスの関係の精神を引き続き発展させる方針で一致した。ラオス側は、同国に対するベトナムのこれまでの手厚い支援に謝意を示すとともに、ラオスにとってベトナムの国家建設の成果が模範になっていると述べた。

　ラム書記長は、ベトナムの民族解放・国家建設を支援してきたラオスに謝辞を述べ、ベトナムは一貫してラオスとの特別な団結関係を最優先事項としていると強調した。

　双方は、ハイレベルを含む各レベルの訪問・交流を継続し、信頼を一層強化することで一致した。また、経済協力については、両国間の貿易額を早期に50億USD(約7800億円)へと拡大し、将来的には100億USD(約1兆5600億円)規模を目指す方針を共有した。さらに、インフラ、エネルギー、金融、通信、観光、国防・安全保障などの分野での協力を強化することでも合意した。

　会談後、両首脳の立ち会いのもと、国防・安全保障、医療、司法、教育、金融、インフラなどに関する12件の協力文書が締結された。

　ラム書記長はラオス滞在中、ソーンサイ・シーパンドン首相とサイソムポーン・ポムヴィハーン国民議会議長とも会見した。