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　グエン・スアン・フック国家主席は西北部地方ディエンビエン省ディエンビエンフー市で18日、ディエンビエンフー戦場跡に建設された烈士(英霊)追悼施設の落成式に参列した。式典には、チュオン・タン・サン元国家主席や共産党政治局員、ファン・バン・ザン大将、退役軍人、戦死者の遺族らが参列した。

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　烈士追悼施設は、ディエンビエンフー市ムオンタイン街区F丘のディエンビエンフー戦場跡に建設された。F丘遺跡は、ディエンビエンフー戦場特別国家級遺跡の45か所ある遺跡の一つ。全体の面積は5万m2で、複数の施設が整備されている。総投資額は1050億VND(約5億8000万円)で、うちリエンベトポストバンク[LPB](LienVietPostBank)が900億VND(約4億9700万円)を支援し、残りは地方政府予算から拠出した。

　グエン・スアン・フック国家主席は式典で、ディエンビエンフー戦勝に貢献した故ホー・チ・ミン主席、故ボー・グエン・ザップ将軍、軍人、国民に感謝の念を捧げた。

　ディエンビエンフーの戦いは、当時ベトナムを植民地にしていたフランス軍とベトミン(ベトナム独立同盟)軍との戦闘で、武力で勝るフランス軍の要塞をベトミン軍が人海戦術により56日間で陥落させた。今年は1954年5月7日のディエンビエンフー戦勝68周年に当たる。