米国、ベトナムのクリーンエネルギー開発支援プログラム「V-LEEP II」を始動

2022/06/09 03:28 JST配信

 米国国際開発庁(USAID)はこのほど、米国政府がベトナムのクリーンエネルギー開発を支援する総額3600万USD(約47億5000万円)の「ベトナム低排出エネルギープログラムII(V-LEEP II)」を始動した。

(C) thanhnien
(C) thanhnien

 これは、カマラ・ハリス米国副大統領が昨年8月にベトナムを公式訪問した際に発表したプロジェクトだ。

 同プロジェクトは、ベトナム政府のエネルギー開発計画を改善させるほか、米系企業によるクリーンエネルギー分野への参加も促進される見込み。2020~2025年の期間に総出力2000MWの再生可能エネルギーを開発することを目指す。

 マーク・ナッパー駐ベトナム米国大使はプロジェクト始動式典で、「米国政府はクリーンエネルギーへの道のりにおいてベトナムのパートナーであることを誇りに思っている。ファム・ミン・チン首相が、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)でベトナムが2050年に温室効果ガスの排出を実質ゼロにする目標を設定したことについて歓迎する」と述べた。

[Thanh Nien 17:23 06/06/2022, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 電動バイクの製造販売を手掛ける地場スタートアップ企業セレックス・モーターズ(SELEX Motors)は18日、...
 FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、米国国際開発庁(USAID)と
 韓国国際協力団(KOICA)はこのほど、米国国際開発庁(USAID)と、ベトナムの環境分野における包括的な協力...
 米国政府はこのほど、ベトナムのクリーンエネルギー開発を支援する総額3600万USD(約39億6000万円)の「...

新着ニュース一覧

 英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds=QS)が発表した最新の大学ランキング...
 世界最大級の宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム(Booking.com)」はこのほど、6月のプライド月間(L...
 米マイクロソフト(Microsoft)が発表した調査報告書「ワークトレンド指数(Work Trend Index)」2025年版...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 在ベトナム米国大使館は18日、巡視船「CSB8022」をベトナム海上警察に引き渡したと発表した。越米間の...
 宅配を手掛ける地場ゴゾ・エクスプレス(Gozo Express)は18日、地場系コングロマリット(複合企業)
 最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)...
 サイゴンハノイ保険[BHI](Sai Gon-Ha Noi Insurance Corporation)は、韓
 ホーチミン市7区のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen Van Linh, quan ...
 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
トップページに戻る