公安省刑事警察局は19日、ハノイ市警察と協力し、大規模な高級売春ルートを摘発したことを明らかにした。

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　同ルートを率いて仲介役を務めていたホアン・ティ・ニャット・レ容疑者(女・23歳、ハノイ市在住)が、売買春仲介容疑で逮捕されている。容疑者はハノイ市内の大学に在学中で、卒業間近だという。

　これに先立ち警察は6日、ハノイ市ハイバーチュン区にあるホテルの立ち入り検査を実施し、売春行為を働いていた男女2組を発見した。売春婦らの供述や、捜査で掴んだ証拠をもとに、警察は売春ルートの元締めである同容疑者を逮捕した。

　レ容疑者はザロ(Zalo)などのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を使って売春サービスを展開していた。1回当たりのサービス料金はコースによって異なるが、1000万～1500万VND(約5万5000～8万2000円)と高額だった。

　さらに、売春婦が同伴する「売春ツアー」も催行し、料金はプランによって1000～2000USD(約13万～26万円)となっていた。

　サービス料金は、客が容疑者の銀行口座に振り込み、このうち7割を容疑者が、残る3割を売春婦が取り分として得ていた。