ホーチミン:「次なるパンデミック候補」ニパウイルスを警戒、入国者を24時間体制で監視

2023/09/29 16:12 JST配信

 ホーチミン市疾病管制センター(HCDC)は、発熱の症状がある者やニパウイルス(NiV)感染疑い者を早期発見すべく、国境検問所(タンソンニャット国際空港や港湾)で入国者を24時間体制で監視している。

イメージ写真
イメージ写真

 ニパウイルス感染症は、発熱や頭痛、筋肉痛、咳、喉の痛み、呼吸困難などのインフルエンザ様症状ではじまり、その後、見当識障害や痙攣(けいれん)、昏睡などの脳炎症状をきたす病で、死亡率は40~75%に達するとされる。現在のところ、ワクチンや特効薬はない。

 現在インドなど一部の国々で、ニパウイルス感染症の集団感染が発生している。ベトナム国内では感染者がまだ確認されていないが、保健当局は流行地域から入国する人々を監視するなどして警戒を強めている。

 HCDCは流行地域からの入国者に対し、ニパウイルス感染が疑われる症状があれば、医療施設に早急に連絡してカウンセリングと治療を受けるよう呼び掛けている。

 さらにHCDCは市民に対し、ニパウイルス感染者・感染疑い者の血液や体液との接触、コウモリや病気の豚との接触を避け、石けんと水で定期的に手を洗うなどして予防対策を取るよう勧告している。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 保健省傘下の疾病予防局は27日、各衛生疫学研究所やパスツール研究所、検疫業務を行う各省・市の保健当...

新着ニュース一覧

 南部メコンデルタ地方アンザン省警察は15日、同省フーコック特区(đặc khu Phú Qu̔...
 ベトナムでは、北部山岳地帯の在来種であるフモン(H’Mông)牛を日本の「和牛」や韓国の「韓牛」の...
 イタリア海軍のパオロ・タオン・ディ・レヴェル級哨戒艦「ジョヴァンニ・デッレ・バンデ・ネーレ(Giova...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南中部地方クアンガイ省には、かつてソビエト連邦(ソ連)から寄贈されたヤシ林がある。企業からヤシ林を...
 米系総合人材会社マンパワーグループ(ManpowerGroup)が発表した2026年10~12月のベトナム雇用予測調査...
 ベトラベル・エアラインズ(Vietravel Airlines)は15日、ハノイ市と南中部地方ラムドン省ダラットを結ぶ...
 2026年8月に全国で新規設立された外資企業および支店、営業所、駐在員事務所の数は、前月比▲13.3%減、...
 おしぼりのレンタル・企画開発を手掛けるFSX株式会社(東京都国立市)は、使い切りポケットおしぼりの生...
 日本の財務省が発表した2026年8月の貿易統計(速報)によると、ベトナムの対日貿易収支は前年同月比+80.0...
 トー・ラム書記長 兼 国家主席は15日、ハノイ市の国家主席府で、国賓としてベトナムを訪問したタイのマ...
 「かっぱ寿司」などの飲食店の経営を手掛けるカッパ・クリエイト株式会社(神奈川県横浜市)は、グループ...
 地場不動産開発会社のサコムリアル不動産[SCR](TTCランド=TTC Land)は15
 北中部地方タインホア省クアンビン村(xã Quảng Bình)の省道511号線沿いで9月9日午前8...
 米総合不動産サービス大手のジョーンズ・ラング・ラサール(Jones Lang LaSalle=JLL)が発表した「2026...
 政府は9月11日、5~6歳児の幼児教育普及、義務教育、非識字解消に関する政令第353号/2026/ND-CPを公布...
トップページに戻る